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Pupa to Butterfly

さなぎから蝶へ

コロナ離婚という言葉が生まれました。

人生が大きく変わる時、私たちには「きっかけ」というものが必要なようです。

病気になって、ようやく食生活を見直す。
人に褒められて、はじめて自分の可能性に気付く。

コロナ渦で家に篭って、あらためて配偶者との関係に向き合う。
潜在意識ではわかっていることでも目に見える形で現れない限り、人はなかなか決断が下せないのです。


不倫など衝撃的な出来事が発覚して、リレーションシップが崩壊することもあります。
実はずっと前から、その関係には幾つもの亀裂が生じていたのに…
小さな終わりが、少しづつ積み上げられて来たのに…

もしかしたら、そこに至るまでには、お互い何だかの軌道修正ができたかもしれません。
或いは、もっと早くに関係を終わらせ、新しい道をスタートできていたかもしれません。
しかし亀裂を見ようとはせず、何事もないかのように放置し続けた…

そして、ちょうど一杯になったコップの水が、最後の一滴で一気に溢れ出すように、ある日もう後戻りのできないような「きっかけ」が、あなたの前に差し出されるのです。

それは心が粉々に砕け散るような辛い出来事かもしれません。
しばらく泣き濡らす日々が続くかもしれません。

しかしどんな悲劇的な出来事であっても、
それはあなた自身が望んでいたことかもしれないのです。
「きっかけ」は、神様があなたの願いを叶えるためのギフトなのかもしれません。

大丈夫。
すべてはうまくいきます。

さなぎが蝶に変身するように、絶望が希望に変わるときが必ず来ます。

身動きが取れずじっとしている今は、さなぎの時だと捉えてください。

さなぎの中はどろどろのクリーム状の液体なのだそう。

一部の神経や呼吸器以外はみんな溶けてしまい、そこから成虫の細胞が新たに作られて行くそうです。生命の神秘…
やがて生まれ変わった蝶が飛び立つ日がやって来ます。

誰からも教えられてないのに、蝶は飛び方を既に知っているのです。

 

あなたは大空に飛び立って初めて気付くでしょう。
こに世界はなんて広くて美しいのだと✨

 

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